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開所記念講座

かずさDNA研究所では、開所記念行事として、開所日(平成6年10月26日)の前後の週末に一般向けの講演会を実施しています。

平成25年度「かずさDNA研究所開所記念講演会」 開催結果

平成25年10月12日に「かずさDNA研究所開所記念講演会」を開催し、174名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

  1. 講演会
  2. 日 時: 10月12日(土)13時30分〜16時10分
    会 場: かずさアカデミアホール 202会議室
    内 容:

講演会の様子
「植物の生命活動を観る -放射線の活用-」
講師:中西 友子 氏
(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)

 放射線というと、何か危険な扱いにくいものという印象がありますが、この講演では、生きた植物中の水と養分元素の動き(動態)を放射線同位元素を用いることにより、リアルタイムで探る試みが紹介されました。その水の像は、大変美しいものでした。
 また、定量的な解析から、農業現場での、生育環境の最適化(施肥面)、生育プロセスの効率化、環境との調和、食糧増産といった観点への成果が期待されていることが良く分かりました。
 最後に、先生が取り組まれている福島原発事故の放射能の農畜産物等への影響についての報告会(事故後3〜4月毎開催)の状況について説明がありました。参加者の方々の関心が高い話題で、熱心に耳を傾けていました。

講演会の様子 「遺伝と正しく向き合うために」
講師:金澤 一郎 氏
(国際医療福祉大学 大学院長)

 「遺伝」について、 今、改めて考える理由として、科学・技術の進歩により、遺伝子改変作物の出現、遺伝子解析による遺伝病の診断等、急速な進展があります。
 私たちは、このスピードについていけず、また、この問題に的確に答えるだけの知識を与えられていないのでないかと、金澤先生は危惧されます。
 そこで、今、学校教育における「遺伝教育の充実」と「遺伝リテラシーの向上」が必要と先生は、力説されます。講演では、遺伝を理解する上で必要な知識をスライドを駆使して大変、分かりやすく講義されました。今、なぜ、このテーマが選ばれたのか実感できた講演内容だったと、参加者アンケートからも汲み取れました。