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千葉県立木更津高等学校との教育協定調印について

 千葉県立木更津高等学校は、研究所と同じ木更津市内にあり、明治33年に開校した千葉県を代表する伝統校です。来年度からの理数科設置に先立ち、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定に応募し、この春にSSH指定校の採択を受けました。
 木更津高等学校と当研究所は、相互の連携により、生命科学分野での高度な学習の場を提供し、高等学校における科学教育の充実を図るとともに、次世代を担う優秀な科学・技術にかかわる人材を発掘・育成を通して、広く社会に貢献することを目的として、6月2日に、SSH連携事業に関する協定を結びました。

千葉県立木更津高等学校との教育協定調印について

開 催 日平成28年6月2日(木)
会 場かずさDNA研究所 特別会議室
リンク

協定調印について→ こちら

スーパーサイエンスハイスクールについて→ こちら

 

〔背 景〕  

 現在、環境、エネルギー、医療、資源、食料、放射線など、地球規模の問題が山積しています。科学技術立国を目指す我が国では、次世代を担う科学者・技術者の育成は大きな課題となっています。これら諸問題を解決し、我が国が国際社会の一員としてその責任を果たしていくためには、創造的かつ独創的な若い研究者の育成が喫緊の課題です。このためには、高校生の段階から最先端の研究に接する中で、科学的なリテラシーを育成するとともに、科学を学ぶこと、研究することの意義を体験的に深めていくことが必要です。この協定は、かずさDNA研究所が持つ最先端の研究成果を教育現場にフィードバックすることによって、高校生に新たな学習の場を提供するものです。
 今後、両者は協力して生命科学分野の教育プログラムの開発、かずさDNA研究所の施設を利用した遺伝子解析の実習や、研究者による生徒の研究のサポートなど、幅広い分野での教育活動を展開していきます。