かずさDNA研究所では、県内の皆様にDNA研究の重要性や現状について広くお伝えできるよう取り組んでおります。また将来を担う世代に対して、科学への興味・関心を持っていただくことを目的として、中学・高校生を対象とした、さまざまな活動を展開しております。
今回は、地元にある千葉県立君津高等学校の生徒さんらが来所し、分子生物学的手法を学びました。
千葉県立君津高等学校 分子生物学講座
開 催 日 | 平成28年10月3日(月) 9:00〜15:00 |
会 場 | かずさDNA研究所 講習実験室 |
参 加 者 | 1〜3年生 希望者14名 他2名 |
内 容 |
分子生物学講座「ALDH2遺伝子の解析」
- 講義:DNA研究とバイオテクノロジー
- 実験1:自分の細胞からDNAを取りだそう!
- 白衣、ゴム手袋、ゴーグルを身に着けて、マイクロピペットや遠心機といった専門機器を扱い、自身の口腔粘膜細胞からゲノムDNAを取りだしました。
- 実験2:お酒に強い・弱いがわかる! 〜ALDH2遺伝子の解析〜
- はじめに、体内のアルコールが分解される仕組みと、そこにかかわるALDH2(アルデヒド脱水素酵素)遺伝子の個人差によるわずか1塩基の違いで、お酒に強い・弱いが生まれること、未成年者の飲酒は違法であることを学びました。
続いて、PCR法やアガロースゲル電気泳動などの分子生物学的な手法で、自分のALDH2遺伝子の型を解析しました。
- 工作:DNA型キーホルダーをつくろう!
千葉県立君津高等学校リンク→ こちら
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