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研究成果

植物の根に作られる根粒の数を制御する遺伝子をミヤコグサで解明

根粒形成に関わる遺伝子としては世界初

2002年11月6日

 かずさDNA研究所は、共生窒素固定の場として植物の根に作られる根粒の数の制御に関わる遺伝子(har1、ハルワン)をマメ科のモデル植物ミヤコグサから単離しその構造を明らかにすることに成功した。これは、根粒形成の制御に関わる遺伝子の解析としては、今年6月に発表した共生の初期プロセスに関わる遺伝子の世界初の解明に続く成果である。

 なお、この研究はデンマーク・アーラス大学(Univ.of.Aarhus)のイェンス スタウガード博士(Jens Stougaard)らの研究グループとの共同研究による成果で、平成14年11月7日にイギリスの科学誌「nature」のホームページに、発刊に先行して論文掲載される。