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研究成果

全世界に向けて新たなヒト遺伝子クローンの配付を開始

当研究所のヒト遺伝子研究促進のための国際協力への参加の成果及び

 千葉県と米国ウィスコンシン州との経済交流の成果

2008年12月15日

 (財)かずさDNA研究所は、全世界の研究者に向けて、新たに2種類のヒト遺伝子クローンの有償配布を開始します。

 1つは、ヒト遺伝子資源に関する日米欧の国際協力(ORFeome Collaboration)の成果であるヒト遺伝子クローン(ヒトORF cDNA コレクション)です。

 この国際協力は、ヒトの全遺伝子を集約し、世界中の研究者が利用しやすいシステムを構築することにより、ヒト遺伝子研究を一層加速させることを目指すもので、 当研究所は、その独自の研究成果であるヒト遺伝子資源(KIAAクローン)が評価されてこの国際協力に参加しました。 その結果、当研究所は当該ヒトORF cDNAコレクションを保有し、配布することが可能になったものです。

 もう1つは、米国ウィスコンシン州に本社を置くプロメガ社との3年間の共同研究の成果であるヒト遺伝子クローン(Flexi-HaloTag clone)です。

 これは、当研究所が保有するヒト遺伝子資源とプロメガ社の独自技術を組み合わせて作製したもので、ヒト遺伝子の機能解明や創薬などの研究において有効なツールになると期待されます。

 関連ホームページ   KOP(Kazusa ORFeome Project)