テーマ 4いくつかの遺伝子は優性に働きます

優性の花の色を同定するために、純系のエンドウを交配してみましょう。

やぁ! あなたはエンドウの栽培実験をするのに、花の色を形質として使っています。純系の有色の花の植物と純系の白い花の植物を持っています。どちらの色が優性なのかをどのようにして調べますか? 純系の有色の花のエンドウと純系の白い花のエンドウを交配します。 正解です。 純系の有色の花のエンドウを自家受精します。 いいえ、優性をテストするためには、ひとつの植物の中に花の色を決める遺伝子の両方の対立遺伝子がなければなりません。 白い花のエンドウを自家受精します。 いいえ、優性をテストするためには、ひとつの植物の中に花の色を決める遺伝子の両方の対立遺伝子がなければなりません。 白色と有色は花の色を決める遺伝子の2つの対立遺伝子です。ひとつの植物が両方—両親の片方から白をもう片方から有色—の対立遺伝子を持ったときに優性の対立遺伝子が発現します。 他家受精した植物から種を取り、育てます。もし、有色の花が優性なら、どんな花が咲くと思いますか? F1世代の全ての植物は、薄い色の花をつけるでしょう。 いいえ、有色が優性なので、F1植物は全て有色になります。 F1世代の植物はどれも、白い花をつけます。 いいえ、有色が優性なので、F1植物は、白い花をつけません。 F1世代の植物はどれも、有色の花をつけます。 正解です。 白色、薄い色、有色の3つの色の花を咲かせる植物になります。 いいえ、ひとつの植物がつける花は全て同じ色になります。 事実、有色は優性の対立遺伝子で、F1世代の植物は有色の花を咲かせます。 有色の対立遺伝子にCを、白色の対立遺伝子にcを使うとしたら、F1植物の遺伝子型はどうなりますか? 全ての植物はCCです。 いいえ、それは、純系の有色の花の植物の遺伝子型です。 全ての植物はCcです。 正解です。 全ての植物はccです。 いいえ、それは、純系の白い花の植物の遺伝子型です。 ある植物はCCで、あるものはccです。その数はランダムです。 いいえ、あなたは純系の有色の花と純系の白の花を交配しました。F1子孫として、純系の有色の花と純系の白色を得ることはできません。 純系で、異なる花の色の対立遺伝子を持つ植物(CC とcc)同士を交配すると、F1子孫はCcです。子は両親から対立遺伝子を1コピーずつ受け取ります。 純系の有色の花の植物と純系の白い花の植物を交配した時、F1植物はどれも有色の花をつけます。有色は優性の表現型です。F1植物の遺伝子型はCcです。これらのF1の植物は: 有色の花の遺伝子のヘテロ接合になっています。 いいえ、これらの植物は2つの異なる花の色の対立遺伝子、Cとcを持ちます。 白い花の遺伝子のホモ接合です。 いいえ、これらの植物は2つの異なる花の色の対立遺伝子、Cとcを持ちます。 花の色の遺伝子がヘテロ接合になっています。 正解です。 F1子孫は全て、花の色の遺伝子がヘテロ接合になっています。 もし、あなたが花の色についてヘテロ接合である植物を自家受精させたら、次の世代はどうなるでしょうか? 植物はどれも有色の花をつけます。 いいえ、親の植物はヘテロ接合です。子どもは白色の対立遺伝子を2つ受け継ぐこともできます。 有色のものもありますが、ほとんどは白い花の植物です。 いいえ、有色なのは優性な対立遺伝子です。有色であるCCとCcの植物は、白色であるccよりも多く現れるでしょう。 白色のものもありますが、ほとんどは有色の花の植物です。 正解です。 植物は全て白い花をつけます。 いいえ、親の植物はヘテロ接合です。子どもの全てが白の対立遺伝子を2つ受け継ぐのではありません。 ヘテロ接合の親は優性か、もしくは劣性の対立遺伝子を渡すことができます。劣性の対立遺伝子を2つ受け継いだ子どもはみんな、劣性の表現型、この場合は白い花、をつけます。優性の対立遺伝子をひとつまたは2つ受け継いだ子どもは、優性の表現型、この場合は有色の花をつけます。ほとんどの植物は有色の花を咲かせます。